アダラートと男医

本態性高血圧に用いるアダラートとストレッチ

アダラートは本態性高血圧に対して用いる治療薬であり、カルシウム拮抗薬として古くから用いられているものです。降圧作用が高く、副作用も少ないことから多くの医療機関において好んで処方されるものの一つとなっています。ただし、アダラートに限らず、高血圧治療薬は基本的には血圧を下げることができるだけのものであって、根本的な治療をすることはできません。本態性高血圧の場合には原因となる疾患があるわけではないため、その原因を特定することが困難とされます。その多くは生活習慣の中にあるとされており、血圧に悪影響を与えてしまう可能性がある部分を改善していくことによって根本治療を行っていくということがアダラートの服用と同時に必要とされていきます。食事の面では食塩の摂取量を減らすこととカリウムを多く含む野菜をたくさんとるということが推奨されるものであり、軽度の本態性高血圧の場合にはこれだけでも改善がみられる場合があります。一方、運動習慣がない人の場合には運動療法も同時に行われることになり、日々の生活の中に運動を取り入れるように指示が出ます。しかし、もともと運動の習慣がない多くの人にとっては運動が好きではなかったり、運動をするような時間が確保できなかったりするという問題を抱えていることが多々あります。そういった際に有用なのがストレッチです。たかがストレッチと言ってしまうのは浅はかなものであり、ストレッチを行うことによって全身の血行が良くなるというメリットがあります。これによって身体の各所に溜まっている老廃物の排出を促すことができ、それが血圧の改善につながることがあるのです。また、ある程度の時間を使ってストレッチを行えばそれは有酸素運動にもなって脂肪も減らすことができ、肥満解消による降圧効果も期待できるでしょう。